多くの家具で一般的に使用される材料のみをご案内致します。
楢(ナラ)材は、家具としての材料の他に、船材やワイン樽などにも使われています。両材料に共通している特徴は、強度および耐久度が高く、「森の玉」とも呼ばれています。
橅材は、合板に最適な木材です。主に脚物に使われますが、曲げ物にも適した木材です。
ハラゴムの木は、集成材として家具に使われています。テーブル天板や階段手摺りなどにも使われています。
胡桃材は、強度や粘度が高く、木材では最高級の位置づけになります。世界三大銘木の一つに数えられています。特徴は加工にすぐれ、塗装の乗りもすぐれています。
谷地佛(ヤチタモ)材は、木目が大変美しく、あたかも波の模様のように広がります。弾力に優れる木材です。
欅材は、大変高価な木材です。木目も美しく、以前より建築材、化粧材、彫刻や家具材として広く私用されています。通称「木材の王様」と呼ばれています。
栴檀材は、ケヤキと木目が大変似通っているため、欅の代わりとして用いられることの多い木材です。家具材、ギター、マホガニー材もゼンダン科に属しています。
近来のフィニッシュ塗装には、抗菌・抗カビを伴った商品が多数販売されています。代表的なものとして一例を挙げますと、クレスの家具の多くはこのフィニッシュ塗装です。そのため、ホテル・旅館・福祉施設・病院・多目的施設には最適といえるでしょう。マークは“APC”です。
また、APCマークのないクレス商品につきましては、ご要望ございましたら塗装することが可能ですので、お気軽にお問い合わせ頂けたらと思います(※別途お見積とさせて頂いております)。
家具の塗装は、素材を活かしながらも美しく化粧を行い、かつ人との接触を考え抜くことに尽きますので、高い技術と経験を必要とする作業になります。
塗装作業の基本は、まず木地の目止めを行い、下塗りをし、中塗りと研磨を経て、最後に仕上げを行います。
ポリウレタン塗料を用いて塗装を行うことです。この塗料には硬化剤を含んでいるため、熱への耐久度が高く、また表面強度も高いうえ、光沢も備えています。
樹脂などを溶解したものを素材としています。この塗装は、耐水性や耐摩耗性が強い反面、熱に若干弱いという特徴があります。主に輸入家具の箱にラッカー塗装を施していることが多いです。
木材に乾性油などを浸透する塗装手法です。方法はさまざまですが、一般的はものとして、自然素材の油をしみ込ませ拭き取りを行います。オイルフィニッシュはメンテナンスが必要で、年に1度はこの塗装処理を行うほうが良いです。
※業務用家具、店舗家具は一般ご家庭にてのご使用には不向きな仕様となっていますので、
当社では一般ご家庭にご使用の場合には販売を控えさせて頂いています。